呆れ霹靂の日記

漫画とかアニメとかボードゲームとか

口頭用インスト フォーセール

こんにちは、呆れ霹靂です。

こちらの続きです。 

 

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口頭でインスト(ルール説明)をするにあたって、最終目的から逆に戻って説明する方が分かりやすいのではないかという趣旨のインストです。 

今回はフォーセールです。

 

準備

 

大目的

お金の総額が他の人より多くなるようにする

大目的達成方法(小目的)


小目的達成方法

 

流れ・手順(できること)

流れ1:お金を使って物件を競る
流れ2:物件カードバトルをして、小切手を得る。

 

流れ1
物件が人数分出てくる。

・前の人より大きい金額を出すか(一番最初の人は1以上)
・パスするか

のどちらかを選ぶ。
パスした場合、出したお金の半分(端数切り捨て)とその時点での一番数字の小さい物件をもらう。
一人を除いてパスをした場合、最後に残った一人は出したお金を全て払い、物件をもらう。
これを複数回繰り返す(3人なら8回、4人なら7回、5人なら6回、6人なら5回)

 

流れ2
小切手が人数分出てくる。流れ1で得た物件のうち一つを選ぶ。カードが大きい順に大きい小切手をもらう。
これを物件の数だけ繰り返す。

小切手の合計と流れ1にて余ったお金の総額が一番大きい人が勝つ。

補足

物件カードは1~30まで、人数によって何枚か抜ける。

小切手カードは0~15(1除く)が2枚ずつ、人数によって何枚か抜ける。 

(最初のお金は3~4人なら18 5~6人なら14)

レアケース

 所持金が多い大金ルールや端数切り上げ分が返ってくるルールもある。

アドバイス

序盤にお金を使いすぎると後半パスばかりになる、1位になると使うお金が多い、くらいは教えても良いかもしれない。

 

 

 

 

戦略記事を別に書いているので興味あればどうぞ。

   

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口頭用インスト ロストシティ

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口頭でインスト(ルール説明)をするにあたって、最終目的から逆に戻って説明する方が分かりやすいのではないかという趣旨のインストです。 

今回はロストシティです。

 

準備

 

大目的

相手より得点を取る

大目的達成方法(小目的)


小目的達成方法

 

流れ・手順(できること)

最初にプレイヤーに8枚ずつ手札を配る。 

手札からカード1枚を 自分の場か捨て札置き場 に出す

山札か捨て札置き場 からカードを1枚引く

これを山札がなくなるまで繰り返す(山札が0枚になったらそこで終わり)。これで1ラウンド。(これを3ラウンドやる)

補足

点数計算方法
カードを出していない列……0点
カードを一枚でも出した列……(賭けカードの枚数+1)*(数字の合計-20)
ボーナス:8枚以上出した列にはさらに+20点

カードの種類
5色*(賭けカード3枚、2~10 1枚ずつ)

自分の場に出す順番(ここが肝なんですが……)
既に出したカードより小さいカードは出すことができない
小 賭けカード<2<3……<10 大
例えば、5を出した後に賭けカードや3のカードは出せない

捨て札置き場から取る場合は各色の捨て札置き場の一番上に置いてあるカードを取る

レアケース

 

アドバイス

5色全部出すと上手くいかない。3色くらいに狙いを定めると良い(例外アリ)ということを何となく言っておくくらいだろうか。

 

 

 

 

戦略記事を別に書いているので興味あればどうぞ。

  

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口頭用インスト インカの黄金

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口頭でインスト(ルール説明)をするにあたって、最終目的から逆に戻って説明する方が分かりやすいのではないかという趣旨のインストです。 

今回はインカの黄金です。

 

準備

 チキンレースですということをやんわり伝える

大目的

一番たくさん財宝を持つ

大目的達成方法(小目的)


小目的達成方法

 

流れ・手順(できること)

 

カードを一枚めくる。

各プレイヤーはさらに「進む」か「帰る」かを選ぶ
「進む」プレイヤーが一人でもいる場合
以下繰り返し

全員が帰る、またはドボンが発生すると終了。これで1ラウンド。
出たカードを戻し、山札がシャッフルされて次のラウンドが始まる。計5ラウンド


めくったカードが
財宝カードの場合……「進んでいる」プレイヤーで山分け、余りの分は財宝カードの上に置く。
赤い危険カードの場合……各種類において、一枚目の場合は何も起こらない。二枚目のカードを引いた場合、ドボン。「進んでいる」プレイヤーは財宝没収。この時、二枚目の危険カードは除外され、次のラウンドの山札には混ぜない

「帰る」ときに、財宝が確保される。確保した分はテントの中にしまう。また、カードの上にある余りの財宝はその時に「帰る」人数で山分けされる。(この時の余りはそのまま置いておく)

補足

黄色の遺物カードが出ることもある。これは「帰る」人が一人だった場合、帰る人がもらうことができる(遺物が複数ある場合でも)。1~3枚目までは一枚5点、それ以降は一枚10点となる。全部で5枚。最初は1枚入れておき、ラウンドが進む時に1枚山札に加える。

財宝カードは1~15,17まである。(内訳は1、2、3、3、4、5、5、7、7、9、11、11、13、14、15、(17)の11(12)種類)

赤い危険カードは岩、ヘビ、クモ、ミイラ、炎の5種類

レアケース

 

アドバイス

最初に点差がつくと後半で巻き返すのが難しい、という話をしても良い。これは実際に体験してもらう方が良いかも。

 

 

 

 

戦略記事を別に書いているので興味あればどうぞ。

 

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口頭用インスト コロレット

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今回はコロレットです。このゲームもこのフォーマットである必要はないかもしれませんが、やります。どちらかというと初めての人のためのインストではなく、久しぶりの人や説明する人用のものになっているのかな、と思います。

 

 準備

 各人に一色決めてもらい、一枚ずつ配る。(初期手札)

大目的

他の人より多く点を得る。

大目的達成方法(小目的)


小目的達成方法

 

流れ・手順(できること)

・山札から1枚取ってまだ取られていないかつ3枚になっていない列に並べる
・既にカードが1枚以上置いてある列を一つ選び、その列にあるカードを全て取る
のうちいずれか一つを実行

次の人の手番へ

全プレイヤーがカードを取ったら1ラウンド終了。最後にカードを取った人が次の最初の手番プレイヤーとなって上の流れを繰り返す。

ラウンド終了カードが出たら(これは残り15枚目をめくるときに発生)、そのラウンドが終了するとともにゲームも終了する。

補足

点数の計算の仕方
1枚だと1点、2枚だと1+2=3点、3枚だと1+2+3=6点……6枚だと21点、7枚以上でも21点のままとなる。
これが、3色までを加点、4色目以降を減点として計算する。点数が一番大きくなるように、どれを4色目以降と見なすか自由に決めて良い。(つまり、少ない枚数のものが4色目として計算される) 例:青3枚、緑3枚、黄色3枚、ピンク1枚の場合は6+6+6-1=17点

カードの内訳……各色9枚、ジョーカー(どの色にもなる)3枚、2点になるものがまあまあある(10枚)

三人の場合は全部で6色、四人以上の場合は全部で7色ある。

レアケース

上級者ルール……枚数と得点の対応を変えて遊ぶ。 

アドバイス

減点を恐すぎると点数が伸びなくて悲しくなるかもしれないので、加点の増えの方が減点の増え方より大きいことをそれとなく伝える、などはアリかもしれない。

 

 

 

 

戦略記事を別に書いているので興味あればどうぞ。

  

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口頭用インスト ニムト

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今回はニムトです。このフォーマットである必要はないかもしれませんが、簡易化目指してやっていきます。

 

 準備

 

大目的

できるだけ取ったカードの牛のマークが多くならないようにする。

大目的達成方法(小目的)


小目的達成方法

 

流れ・手順(できること)

最初に場に4枚カードを縦に並べ、プレイヤーに10枚ずつ配る

裏返しにして1枚カードを出し、プレイヤー全員が出したら一斉にオープン

小さいカードの人から順に並べる(並べ方は補足にて)

以下繰り返し

補足

・並べ方 

自分の出したカードと場の右端のカードを比べる。
どれか一つより大きい場合 その中で一番近いところの列の右に並べる。
 ただし、それがその列の6枚目の場合、左の5枚のカードを取り、6枚目のカードを一番左に並べる。

どの右端のカードよりも小さい場合 どれか一つ列を選び、そこのカードを取り、出したカードを一番左に並べる。

レアケース

戦略ルール……人数*10+4枚を使う→欠番がなくなる
プロフェッショナルルール……左にも置けるようになる。一番左に置いてあるカード4枚も新たに参照する。左より小さく、かつ左が一番小さい時はそこに置く。
他にも色々なヴァリエーションルールがある。公式などを参照。

アドバイス

強いて言うなら、点数を小さくするために、ある列が取られる可能性があるよー(まあこれは実際に遭遇した方が早いし、言わない方が面白いかもしれない)

 

 

 

 

戦略記事を別に書いているので興味あればどうぞ。

 

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口頭用インスト カタン

こんにちは、呆れ霹靂です。
口頭でインスト(ルール説明)をするにあたって、最終目的から逆に戻って説明する方が分かりやすいのではないかと思い、形式で説明できれば楽になるのではと思った次第です。ルール説明書だと世界観や雰囲気が大事になる関係で、そういう説明の仕方はしにくいように思われるので。

口頭でインストするときの目安というか、これを上から順に説明していけば分かりやすいようなものを作ったら便利なのでは、と思った次第。理想としては履歴書のような型ができ、どんなボードゲームもこれで説明できるようになること。

とりあえずカタンでやってみます。

 

 

準備

最初に、建設コストカード(対応表)は配って/島は完成させておきます。 また、六角形タイルと資源の対応を説明しておく。(森と木,etc……)
説明用に開拓地や都市も置いておくと良いかもしれない。

大目的

他のプレイヤーより早く10点を取る

大目的達成方法(小目的)

1.開拓地を建てる……1点
2.開拓地を都市にする……2点
3.道を作る……0点
4.最長・最大のボーナスを取る……2点
5.発展で1ポイントカードを引く……1点

小目的達成方法

1&3.開拓地を建てるには……隣に開拓地がなく、自分の開拓地と道が繋がっている点に、対応するものを払う
2.都市にするには……開拓地があり、対応するものを払う
3.道を作るには……自分の建物と繋がっていて誰もいない辺に、対応するものを払う
3&4.一筆書きで5本以上かつ他のプレイヤーよりも長い場合、最長交易路を得る(保持している人が2点を得る、抜かされると移動する)※同じ本数の時は先に達成した方優先
5.発展するには……対応するものを払い、裏向きでランダムにチャンスカードをもらう
4&5.(チャンスカードの一種である)表になっている騎士カードを3枚以上かつ他のプレイヤーよりも多い場合、最大騎士力を得る(保持している人が2点を得る、抜かされると移動する)※同じ枚数の時は先に達成した方優先

流れ・手順(できること)

最初に開拓地2つと道2つを置く(置き方は後述)

(チャンスカードを使っても良い)※ここは後で説明

サイコロを振り、出た目に対応する資材を全員が受け取る
 ……該当する数字の六角形の周りに開拓地/都市を置いているとそれに該当する資材を1/2枚貰える(7の場合は後述)

・資源を払って対応するものを得る (しかし、サイコロだけではこれ揃わないですよね〜ここで↓)

・交渉
 プレイヤー間の合意の限り、資源の交換などができる。(場所の予約やカードの譲渡はできないのが一応公式ルールだが、知り合い同士でやる分には軽く紹介しておくだけで良いかもしれない)

・貿易
 同じ種類の資源カード4枚を好きな資材カード1枚と交換できる。ただし、港に開拓地が建っているときは同じカード3枚あるいは特定の種類2枚と好きな資源カード1枚を交換することができる。

・チャンスカード使用
 などをしても良い

次の人の手番へ

補足

・7が出た場合(7が書いてないですよね〜などの繋ぎ)
まず資源カードを8枚以上持っているプレイヤーは全員(サイコロ振っていない人でも)カードの枚数を半分(端数切り捨て)捨てなくてはいけない。その後、盗賊を今いる場所から違う場所に置く。置いたとき、その周りに開拓地/都市を置いている他プレイヤーがいれば、そのプレイヤーからランダムで1枚資源カードを取る。 

・チャンスカード
チャンスカードは自分の手番に1枚まで 表にすることで使える。ただし、サイコロを振る前にも使うことができる(交渉、貿易は不可)。また、チャンスカードは買った次のターンから使えるようになる。チャンスカードは資源カードとは別のところに分かるように裏向きで置いておく。
 種類
騎士……盗賊を移動させる。移動さきの周りに開拓地/都市を置いているプレイヤーから資源カードを1枚取る。(7の場合とは違い、8枚以上の人が捨てる効果はない)全部で14枚(たくさんという表現でも可)。
1ポイントカード……1ポイントになる。伏せたままでも1ポイント。5枚ある。
(街道建設……道を二本無料で作る。2枚ある。)
(発見……資源カードを2枚、好きな組み合わせで得る。2枚ある。)
(独占……1種類の資源カードを指定する。他のプレイヤー全員、その資源を使った人に献上する。2枚ある。)
()内は読めば分かるので、説明省いて良いかも。聞かれたら教えたり、説明書渡すなりで。

・置き方
何らかの手段で順番を決め 1番目の人が開拓地1つとそこから伸びるように道を1本を置く。次に2番目が同様に置く。これを
1番目→2番目→3番目→4番目→4番目→3番目→2番目→1番目
という風に置いていく。(この時に、開拓地の置き方のルールを再確認しておくと良い)
また、2個目に建てた開拓地の周りにある資源を初期資源としてもらう。

レアケース

これは起こった時・気になった時に説明書を参考にすれば良いと思う。
・チャンスカード/開拓地/都市/道がなくなったら……
・道と道の間に開拓地を建てられたら……←これはそういう状態がある時に教えてあげるのが良いかな

アドバイス

人によっては要らないかもしれませんが、全く分からず困っている人がいたら……
・(最初に置くとき)とりあえず、出やすい(赤い/太文字が多い)ところに置こう。
・(対応表見せながら)木と土や麦と鉄は同時に揃うと嬉しい
・お互いwinwinなら交渉は積極的に
・開拓地/都市を作ることを第一目標にしてみよう(道ばかり作っている人がいたら)

くらいだったら教えてあげる方が親切かもしれない。

スシゴー(SUSHI GO!) 中級者のなんとなく思った戦略

こんにちは、呆れ霹靂です。

最近、某イルスの影響でボードゲームアリーナ(BGA)が大盛況ですね。というわけで、今回はBGAで最近リリースされた「スシゴー」編です。(2020年3月現在)
比較的単純なゲームなのでいわゆるドラフト制のゲームとして、入門編に適しているように思えます。

 

 

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スシゴーのルール/インスト by 東 洋星(Yousei Azuma)|ボードゲーム情報  )
ルールは↑が分かりやすく、正確です。

一部サイトにて、ワサビは直後のターンのニギリのみ点数が3倍になるという記述をしているものがありますが、これは誤りです。

 

  1. 優先順位
  2. 各カードについて
  3. 戦略

 

1.優先順位

まず、一枚当たりの点についてまとめておく

(6=1枚で巻き1位)

4.5
ワサビイカ

3.3
完成サシミ

3
イカ、ワサビサーモン、ギョウザ5個、2枚で巻き1位、1枚で巻き2位

2.5
完成テンプラ、ギョウザ4個

2
サーモン、ワサビタマゴ、ギョウザ3個、3枚で巻き1位

1.5
ギョウザ2個、4枚で巻き1位、2枚で巻き2位

1
タマゴ、ギョウザ1個、3枚で巻き2位

0
未完成テンプラ、未完成サシミ、3位以下の巻き、ワサビのみ

 ※実際にはスシロール(とプリン)は単価と別の視点が必要な部分がある。また、今回はスシロールが2位タイの場合は省いた。

  

プリンについては色々な場合がある。

⑴1位と最下位が一人ずつの場合
1位:12点 6点 最下位:0点

⑵1位が二人、最下位一人の場合 
1位:9点 6点 最下位:0点

⑶1位が一人、最下位が二人の場合
1位:9点 3点 最下位:0点

⑷1位と最下位が二人ずつの場合
1位:6点     最下位:0点

となる。他の場合は各自で確かめてほしい。

 

基本的には、この点単価を考えて取れそうなものに沿って上から順で優先順位が高い。

ワサビ≧イカ>テンプラ>ハシ>サシミ≧サーモン>>餃子≧プリン>スシロール3、2>タマゴ>スシロール1

くらいのイメージで良い。(ただし、プリンの価値は状況によって大きく変動する)

 

2.各カードについて

まず、カード分布について

種類      枚数

テンプラ     14
サシミ      14
ギョウザ     14
スシロール3つ  8
スシロール2つ  12
スシロール1つ  6
イカ       5
サーモン     10
タマゴ      5
ワサビ      6
プリン      10
ハシ       4

 

これを覚えておくと、2ラウンド以降有利になることが多いので覚えておこう。
最初はサシミ・プリン・ワサビ・ハシ(・イカ)の数だけ覚えておけば特に問題ない。

 

カードは大きく分けて2種類ある。

一人で圧勝のように集めたいもの→サシミ、ギョウザ、(テンプラ)
全員に分散させつつ僅差で勝ちたいもの→スシロール、プリン

前者は他人と被らないように、後者は一人勝ちし過ぎないようにすると良い。特に自分の一手番前のプレイヤー(自分に手札を送ってくるプレイヤー)と被ると集めにくいので注意したい。

スシロール・プリンのは相手との差分が点数になっているという視点もあるので、ここも意識しよう。

 

ワサビとイカどっち取るか問題
イカは5枚しかないため、ワサビを取って次の手番の人がワサビを取っていた場合次の手番の人にワサビイカをやられてしまう。ワサビとセットになることが多いサーモンはせいぜいイカと同価値なので、場合によってはイカを取った方が良いこともある。

 

ハシの使い方
ハシは一部分が強い手札があるとき(サシミが2枚入っている、餃子がたくさん入っている、狙っては無理だがワサビとイカが一緒にあるなど)に使うと良い。ハシを取ること自体はもらえる総量としての観点からは他の何かを取ることと変わらないため、優先度が高いものが他にある場合はそっちを取った方が良い。

 

サシミを集める時の注意
サシミを集める時、初期手札が

自分2枚
A2枚
B1枚
C0枚

などの場合、Bと共に二人でサシミを集め始めると回る順番的に先に集められてしまう。

正直、これは心理戦や運の範疇になってしまうが、サシミが4枚以上だと思う場合はサシミが1枚の時にカードを取った方が揃う確率は高い。(もちろん、1枚しかサシミが見えない場合はそもそもサシミの枚数が少ない可能性もある)

また、サシミは2枚揃っている人の前で1枚だけ取って邪魔をすることができる。サシミを1枚取ると、自分も0点のカードが一枚増えてしまうが、2枚の人は0点のカードが二枚増えるため、その人と点数がせっている場合は有効。それ以外の場合は他の人の利益になるだけなのでやらない方が良い。

基本的には自分の利益を優先しよう。

 

スシロール
基本的にあまり集めなくて良い。どちらかというと最後に余る系のもの。深追いすると損をする。

唯一の注意として、スシロールの数には二つの考え方がある。スシロール1つの3倍がスシロール3つという考え方とスシロール3つはスシロール2つより強いという考え方がある。要するに、スシロールを集める時は自分と他の人は何個になるかを考えよう、ということである。

 

ギョウザ
上記の通り、3つ集めてサーモンと一緒、4つ集めてテンプラと一緒になる。4つ以上集められる自信がないのなら、サーモンやテンプラを取った方が良い。

 

テンプラ
テンプラは二枚なので比較的集めやすい。また、テンプラを邪魔するときは1枚・1枚という風になり、痛み分けになるので注意。逆に言えば邪魔はされにくい。さらに、ギョウザやサシミと同じ枚数あるうえに他の二つより少ない枚数で揃うため、他の二つに比べて集めやすい。

 

全員が違うカードを集める時、一番有利になるのは単価の高いサシミを狙う人になる。しかし、だからといって他の人と被るとそれが一番損になる。インカの黄金における遺物のような感じとなる。

 

3.戦略

基本的に一つのカードセットから3枚ほどしか取れない。しかも1(2)番目に価値が高いカード→5(6)番目に価値が高いカード→9(10)番目に価値が高いカード
のような取り方しかできない。逆にこの場合は2、3、4番目に価値が高いものは他に取られる。このことを意識しよう。※なお、ハシがあるとこれが少し変わる。

他の人(特に一手番前の人)が何を取るか予想し、逆に取ったものからカードセットを予想しながらいくと良い。

前者の場合、例えばサシミを集めている人がいたら、サシミのあるカードセットからサシミを取るだろうからテンプラは取られないままだろう
後者の場合、サーモンを取ったということがイカは入っていないだろう

などの推測ができる。

慣れないうちはとにかくテンプラ・サーモン・イカ(これらがなければギョウザやプリン)を中心に集めていくと良い。

 

 

これにて、スシゴー編終わり。

では