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キングドミノ  中級者のなんとなく思った戦略 (四人戦)

こんにちは、呆れ霹靂です。さて、今回はBGAにもあり、それ以外でも人気な『キングドミノ』編。 割と簡単なルールで子供でも楽しめます。

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ゲーム紹介『キングドミノ (Kingdomino)』 | ニコボド|ボードゲームレビュー&情報系ブログ

 (↑キングドミノのルールはこちらが分かりやすいです)

 

二人で全部のドミノを使う壮大な決闘ルールについては対戦回数が少ないため、今回は書きません。

 

 

  1. どれくらいの点数が必要か
  2. タイルの取り方
  3. 相性の良いペア
  4. 置き方
  5. 種類別戦略
  6. 序盤・中盤・終盤の戦略

 

1.どれくらいの点数が必要か

基本的な目安として、一位を取るためには60点以上あれば確実、少なくとも50点は欲しい。(中央、調和ありならそれぞれ+10点,+5点)

全員が横並びの場合はこれより少ない点数でも勝てることはある。

 

 

2.タイルの取り方

基本的には一つか二つの種類を集中的に集める方が得点が伸びやすい。全部の種類を王冠が2個集まるようにするよりも、いくつかのタイルが無駄になったとしても一つの種類の王冠を4個集めるようにする方が得点は伸びやすい(前者だと2*24=48, 後者だと正方形10個分くらい無駄にしたとしても4*14=56で後者の方が高い)

 というわけで、一番大事なこと

人と被っていない種類の王冠があるタイルを取る

 一人で森や湖、草原等のの王冠を五つ以上集めた場合はほぼ確実に勝てる。もちろん、他の伸びている人を邪魔するような動きも大事になるが、4人いる場合は邪魔することによって第三者が得をするため、自分の伸びを大事にしたい。

また、ある程度慣れてきたら、順番にも気を付けていきたい。特に終盤、得点できそうな場面でも次に先手を取ってより利益が大きいようなドミノが来そうな(来る確率が高い)場合は目先の利益よりもそちらを優先しよう。

 

 <補足> タイルを覚えよう。

覚えると言っても全部覚えるのは面倒臭いと思うので まず最初に、それぞれの色のタイルにおいて全体でどれくらいの点数があるかを把握しよう。

 

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上の画像を文章に↓

麦畑(黄):5*26=130 (1:5個)

森林(緑):6*22=132 (1:6個)

湖 (青):6*18=108 (1:6個)

草原(黄緑):6*14=84 (1:2個,2:2個)

湿地(灰):6*10=60 (1:2個,2:2個)

鉱山(黒):10*6=60 (1:1個,2:3個,3:1個)

※その地形に存在する王冠の数*タイルのマス数で表している。()内は王冠の数の内訳

となる。

実際には、そもそも24マスしかない、違う種類のドミノの組み合わせがある、同時に王冠付きのタイルが出るなどの影響により、麦、森、湖ではこの値はあてにはならないが、 草原・湿地・鉱山はおおよその指標として覚えておくと良い。

 

基本的にまずは王冠の内訳だけ覚えておけば困ることはない。

 

 

3.相性の良いペア

本当は全ドミノを見てもらって理解してもらおうと思ったのだが、この情報がどこにも上がっていないところから鑑みるに著作権的に全ドミノ公開は良くないような気がしたので、載せないことにした。気になる方は自分で並べてみて、把握してほしい。(続編にて公開)

例えば鉱山は麦と湿地でのペアとしてしか存在しない。つまり、鉱山を主体で戦う場合は麦や湿地をサブとして添えるのが良い。また、森は湖と麦と相性が良く、湿地は森、湖と相性が悪い。

 

 

4.置き方 

お城の周りには好きな種類のタイルを隣接させることができるため、できるだけ最後まで待ちを広くするために空けておいた方が良い。

そのため、序盤は余裕があれば外側から置いていくのが良いだろう。(外側から……城から十字方向に一枚目を置いてその先から伸ばすイメージ)

また、その際に自分の主力タイルを内側にしておくのが良い。内側の方がその後に同じ種類のタイルを隣接させやすいためである。外側においたタイルが一続きになるようにするには、同じ種類だけでできているタイルが要るので、テクニックが必要となり、慣れていないうちは難しい。

置く際は5*5で埋まるように配置することも大事である。空きスペースが凸の字型になると、ぴったり埋まらなくなるので注意。(特に、調和では5点のボーナスに関わる)※ちなみに外側から埋めるとこの事故は起こりにくい……気がする

2*2の正方形の空きスペースがあると選択肢が広くなりやすく置きミスも減る。

 

 

5.種類別戦略

麦:麦主体の場合、麦の王冠は三つ以上は欲しい。麦は他の戦略のサブになりやすいので取られやすい。頑張ろう。(3*12=36点くらいこれで取りたい)

森・湖:森・湖主体の場合も、森王冠は三つ(できれば四つ)以上欲しい。森・湖戦略は競合が現れやすいので共倒れしそうだと思ったら湖・森戦略に切り替えていくのも一つの手。サブは麦か森か湖になると思う。森単体の数の方が湖単体の数より多いので、森の方がやりやすい気がする。(3*12=36点or4*10=40点くらいこれで取りたい)

草原:草原主体ならば二個王冠を二つとも押さえておきたいところ。王冠を制圧すれば、草原だけのタイルはあまり取られないので得点はかなり伸びる。サブは湖か麦。(4*8=32点or5*7=35点くらいこれで取りたい)

湿地:湿地主体はオススメしない。草原の方が良い気がする。湿地メインで勝っている人をあまり見たことがない。鉱山とか草原のサブとして使うのが良いのではなかろうか。なんなら湿地単体タイルは唯一のハズレタイルとさえ思える。

鉱山:鉱山もあまりオススメできない。湿地よりはマシだが、まず番号がでかい
(次手番が後手)ために収集を邪魔されやすい。かなりテクニックが必要な気がする。サブは麦、湿地。(8*4=32点くらいこれで取りたい)

 

 

6.序盤・中盤・終盤の戦略

序盤の戦略……人と被っていないもので順番が先の方の王冠付きタイルを取る。

中盤の戦略……メインに決めた種類の王冠付きタイルを取りに行く。他人のメインと自分のサブが被っているならたまにサブを取って邪魔しながら点を伸ばす。

終盤の戦略……中盤とほぼ同じ。順番なども考えながら点を伸ばす。(中央・調和のルールがアリならそれを満たせるように置いていく)

 

以上でキングドミノ 編終わり。タイルの出る順番の影響も大きいので、その辺は祈るしかないですが、この辺の戦略を取り入れると点が伸びやすくなると思います。

では

 

 

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