呆れ霹靂の日記

漫画とかアニメとかボードゲームとか

ドミニオン 中級者のなんとなく思った戦略 その1

こんにちは。呆れ霹靂です。今回はドミニオン編。

 

 

 

 

正直な話、ドミニオンの個別のカードについてはドミニオンwikiのページを見た方が良いし、上手くなりたい場合は上級者向けのブログを読んだ方が多分ためになります。その辺りを目指す方はそっちのブログを読んだ方が良いと思われます。上級者ブログ、専門用語多すぎて分からん……となっている初心者向けの大まかな戦略について記述していきます。

(上手くなりたい方は↓の練習方法の所にあるブログ等をチェックすると良いと思われます
世界の果ての百貨店: ドミニオンGP 本戦レポ(7位))

 

www.youtube.com

↑最近見つけた分かりやすい動画、これもオススメです。

 

 

1.基本的な話

基本的に点数は2金で屋敷(1点)、5金で公領(3点)、8金で属州(6点)であるため、単純な「点/金」のコスパが良いのは属州である。さらに、得点カードはデッキを弱くしてしまうカードであるため、枚数が少なくて済む属州を買うことを目指そう。(例外は多少ある)

 

2.ドミニオンのアクションカードの種類

ドミニオンのアクションカードの効果は大きく分けると7種類ある。①手札のカードを増やす ②アクションカードを使える回数を増やす ③購入回数を増やす ④金を増やす ⑤カードを廃棄(デッキから除外)する ⑥カードを獲得する ⑦相手を邪魔する ⑦'「相手を邪魔する」ものを防ぐ である。もちろんこれらの効果が複合されているカードもある。

大まかな話で言うならば初期のうちに買うと良いのが ⑤≧⑦、⑥>④≧①

中盤に買うのが②、③

という感じである。(良いコンボがある場合はそれだけを集中的に買う方が良い、ということもありうる。基本セットで言えば祝祭+書庫とか)

もう一つ重要なのがバランスを取ることである。例えばサプライに②のカードが多いときは早めに①を確保する、など。最初はこのバランスを考えて買うようにしていくのが良いと思う。

 

また、そもそもどれかの種類のカードが一枚もない場合がない場合などもある。

 例えば、

呪いを配るカードがあるが、廃棄できるカードが1枚もない→呪いを配ると強い
購入が増えるカードがない→8金を平均して出せるようなデッキ
カードを増やすものがない→最大でも15金しか出ないので8金を出すのを目指す(購入が増える場合は属州を買いながら余ったお金でデッキを強くするものを買う)
アクションを増やすものがない→+1アクション付きもないアクションカードは0〜2枚くらいにして残りは+1アクション付きのアクションカードや財宝カードを買う、この場合も8金を出すのを目指す

3.アクションカードの捉え方

+1カード+1アクションは無(あってもなくても状況が変わらないため)
これを少し応用すると+1アクションがほとんど付いているサプライでの村(+1カード,+2アクション)も無であることが分かる。3金を費やすことは無駄であろう。(他にも色々な例がある。銀貨を引けなかった時の商人など)

 

4.平均金量(濃度)の概念
コンボが分かりにくいようなサプライの場合はこの考えが重要となる。このカードを買うと大体お金どれくらい分に相当するのか、またどれくらい濃度を上げてくれるのか
例えば、最初のターンに銀貨を買えば(1*7+2*1)/11=0.81(初期カードの濃度は0.7) のような具合で考える。
廃棄に付いても同様に考えると、銅貨や屋敷を全部廃棄して銀貨以上の財宝しかないデッキになった時、濃度が二倍以上になることが分かる。(これが廃棄系のカードを優先する理由ともなる)

ただし、偏りを考えねばならぬ場面もある。例えばデッキの1周の終わりの方は何が残っているのかある程度予測ができるので、具体的なカードを想像する必要がある。また、次に金貨を引ければ8金だが、銀貨だと7金のような場合も偏りを考えた方が良い。

 

 

ボードゲーム全般にも言えることだが、最初に大まかな道筋を立てて、ゲーム中にあれもこれもしよう!と方針がブレないことがかなり重要。筆者はこれをよくやらかし負ける。

この辺がなんとなく分かってきたら「鍛冶屋ステロ」などで検索してみると面白いと思います。これ系に書かれているTはターンのことです。(12T属4は12ターンで属州4枚取れる的な意味っぽいです)

 

その1と書いてあるが、多分全体的な話はこれにて終わりです。

では