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ロストシティ(Lost Cites) 中級者のなんとなく思った戦略 追記(1位記念)

こちらの続きです。

 

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ボードゲームアリーナのアリーナモードにて、シーズン1で一位を取ったのでそれの記念記事のようなものです。(3ヶ月くらいの期間で競うシーズン制のようなもの)

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ロストシティアリーナモード一位

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ロストシティ、チャンピオン

2020年10月くらいまでは以下のページからも確認できます。
( Play Lost Cities online from your browser • Board Game Arena )

 

  1. 期待値
  2. 賭けカードと目安
  3. 小技
  4. 序盤賭けカードを引くために2~4を捨てるか問題
  5. 終盤山札を取るべきか捨て札を取るべきか問題
  6. 1ラウンドと3ラウンドの違い
  7. ボドゲアリーナ特有の捉え方

 

 

1.期待値
ロストシティの一色のカードの合計は

(2+10)*9/2=54である

期待値は 10*21/52+9*20/52+8*19/52+7*18/52+6*17/52+5*16/52+4*15/52+3*14/52+2*13/52=18.8

となる。
(下から2枚のカードは多くの場合、置けないので下から2枚になくてかつ引ける=自分が引くか相手が引くか 1/2、9を引く時は10を置くことを仮定すると下から4枚で……という風に計算。実際には8や9を最後に置く場合はあるが、その分の+は6を置いた後に5を引いた場合のマイナスと相殺して簡易的な計算となっている。また、賭けカードは考慮していない)

この中で実際に持っているカードの確率を1にしてあげれば大体の期待値が分かる。大体25を超えていれば安全なイメージがある(体感)。

 

 

 2.賭けカードと目安
基本的には自分が賭けカードを置かないところは-5~0以上(前回は18と言ったが、相手が賭けカードを置くところなどでは14(-6点)とかくらいから全然出して良い)、賭けカード1枚を置くところでは-1~3以上、賭けカードを2枚以上置く場合は3~6以上(序盤なら0以上が決まっていたら)は稼げる可能性が高い時に賭けカードは置いた方が良い。

 

 

 3.小技
こっちが既に出している色について相手が賭けカードを捨てた場合、その上に2〜5(自分の列では出せない数字のカード)を重ねるという手がある。→この後に相手がその色の良いカードを引いたとしても賭けカードを拾い戻すのを防ぐことができる(ただし自分の手札もまあまあよければ、具体的には7~10のうち2つ以上持っていれば、やる必要はない)

 

 

4.序盤賭けカードを引くために2~4を捨てるか問題
これは未だに判断が難しいのだが、賭けカードを引くために2~4を捨てた方が良いことが多い。見分けるポイントは分からない。2~4以外で5点以上稼げそう、とかその辺が基準になるように思われる。
2~4を捨てるメリット:賭けカードを引ければ得点が伸びる、相手が取れば相手より良いカードを引ける確率が上がる
2~4を捨てるデメリット:相手が同じくらいの合計値を持っている場合、賭けカードを出されて捨て札を取られる恐れがある

 

 

5.終盤山札を取るべきか捨て札を取るべきか問題
相手がどれくらい出せるカードを残しているかによる。いくら自分の点数が伸びるとは言っても自分が捨て札を取り相手が山札を取った結果、相手に「賭けカードを出している列の10」を取られては結局不利になってしまう。自分が持っていないカードはほぼ確実に相手に取られてしまうことに注意。適度に山札から取ることも大事である。こちらだけがボーナスが取れそうなど、得点で勝てるかどうか計算しよう。

 

 

6.1ラウンドと3ラウンドの違い
1ラウンド制と3ラウンド制では性質が異なる。3ラウンドは1ラウンド*3とは同じではないということである。1ラウンド制では少しの差でもいいので勝ちに行くことが求められる。3ラウンド制では高得点を狙う/失点を抑えるの視点が大事となる。(勿論3ラウンド目は少しの差でもいいので勝ちに行くことが重要)
アリーナは1ラウンド制である。有利を取ったらその有利を取ったまま勝てば良い。特に終盤、お互いマイナスの点数でも自分の方の点数が高いのであれば前述の通り山札を引いてどんどん終わらせれば良い。自分の点数が上がらなくても相手が点数を取りにくくするような動きが大事。

 

 

7.ボドゲアリーナ特有の方法
ボードゲームアリーナでは逐次点数が更新されていくため、少し捉え方を変えた方が良いこともある。 
実機であれば、この列とこの列が相殺で(こっちの方がx点高くて)……のように捉えるだろうが、ボドゲアリーナではこれ置くとy点上がって……のように計算すれば良い。ただし、賭けカードは置く前に大体の点数を計算してから出す方が良い。

 

 

 

正直、同じくらいの実力の場合はカード運の割合が結構大きいです、気軽にやっていきましょう。 

 

では

 

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