呆れ霹靂の日記

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ドラゴンハート 中級者のなんとなく思った戦略 その1

こんにちは。よくよく調べてみると戦略について書いてあるブログ結構あるな……となっています、呆れ霹靂です。まあでも続けていきます。今回はドラゴンハート編。

ニムト編はこちらから 

exandreal.hatenadiary.jp

 

今回はドラゴンハート。正直ボードゲームアリーナ以外の場所ではあまり見たことがなかったゲームなのですが、結構面白かったのでおすすめついでに戦略も書いていこうと思います。

ルールはBGAwikiなどで見た方が早いので例によって省略します。

ドラゴンハート - BGAうぃき - アットウィキ

(↑ルールはこちら、)

 

  1. 各カードについて
  2. 基本的な戦略
  3. 序盤の戦略
  4. 中盤〜終盤の戦略

 

1.各カードについて

 カードの種類:①ドワーフ②宝箱③ファイアドラゴン④ハントレス⑤石化ドラゴン⑥ソーサレス⑦トロル⑧ナイト⑨船 (カッコ内でそのカードが持つ点数の内訳を書く)

ドワーフ(1:6枚、2:3枚、3:1枚)

4枚溜まると4枚目を出したプレイヤーが4枚全部を得ることができる。最低でも4点最高9点を得ることができる。基本的には4枚目まで出せない時はこのカードは出さない方が良い。

②宝箱(1:2枚、2:2枚、3:2枚、4:1枚)

宝箱は特に出しても点は得られない。枚数が多いので、出すタイミングと枚数が大事なカード。

③ファイアドラゴン(2:1枚、3:2枚、4:1枚)

出すとその時点で溜まっている宝箱を全て得ることができる。基本的には宝箱の得点が溜まっている時に出せば良い。枚数はそこそこ。

④ハントレス(1:4枚、2:2枚)

3枚溜まると3枚目を出したプレーヤーがその時に溜まっているファイアドラゴンを全て得ることができる。その後、その3枚のハントレスは船着場に置かれる。ファイアドラゴンが溜まっている時に3枚目を狙いたい。枚数は多いように見えるが、得点二回分なので体感としては少なめ。

⑤石化ドラゴン(2:5枚)

これ自体を出しても点は得られないもののソーサレス(⑥)でこのカードを取ると、グレートドラゴンを得ることができる。グレートドラゴンを保持している間は手札が5枚から6枚に増える。また、グレートドラゴンはゲーム終了時に持っていると3点が貰える。(同点の時にはグレートドラゴンを持っている方が勝つと言う特典もある)

このカードの存在がこのゲームの肝と言っても過言ではない。詳しくは後述する。

ソーサレス(1:2枚、2:2枚)

このカードを出すとその時に溜まっている宝箱か石化ドラゴンを取ることができる。とても自由度が高いカード。同じく詳細は後ほど。

⑦トロル(1:1枚、2:1枚、3:1枚)

このカードを出した時、その時に溜まっているソーサレスを全て取ることができる。正直、重要度はそこまで高くない。大量に出してナイト(⑧)で取られるという事態だけ気をつけていれば良い。枚数は少なめだが、プレイしているともっと多いように感じる気がする。

⑧ナイト(1:4枚、2:1枚)

2枚溜まると2枚目を出したプレーヤーがその時に溜まっているソーサレスまたはトロルを取ることができる。その後。2枚のナイトは船着場に置かれる。得点二回半分であるが、体感的にはもっと多い感じがする。

⑨船(6枚、これ自体に点はない)

3枚溜まると3枚目を出したプレーヤーが船着場にあるハントレスやナイトを全て得ることができる。この時スタックというものが溜まり、これが3回溜まることがゲームの終了条件の一つとなる。得点二回分。

 

 

2.基本的な戦略

基本的な得点の仕方として、自分で点を取るのではなく、相手の出したカードを取りに行くというものが良い。逆に、点が取れない場合は相手がカードが取れないようにするのを目指すと良い。

また、ニムトでも話したことだが、出たカードを覚える、相手の点数を大体でも良いから把握するなどの基本的な話も勿論大事である。特に、このゲームはお互いのデッキが既に決まっているので、これらはかなり重要。

その上での基本技を紹介する。

 

一、食わせて食う

例えばハントレスの3枚目が出せそうな時に宝箱、船の三枚目が出せそうな時にトロルやハントレスを出して相手に得点を取らせた上で自分も得点を取る技である。(ただし、その時点でファイアドラゴンがたくさん溜まっている時などは先にハントレスを出す方が良い。)

 

二、石化ドラゴンについて

上述の通り、基本的には相手が出したものを取りに行くという姿勢の方が良いので石化ドラゴンは基本的には相手が出したものをソーサレスで取りにいく、逆に言えば自分の石化ドラゴンは弱みとも言えるので出せる時に一気に出すのが良い。また、石化ドラゴンは5枚あるのに対しソーサレスは4枚なので一回2枚重ねても問題ない。さらに言えば、一回くらいはソーサレスで宝箱を取ることがあると考えると二回くらいは重ねて出しても問題ないだろう。(※ただし、相手の残りの石化ドラゴンが2枚以下でグレートドラゴンを相手プレーヤーが保持している場合などは重ねて出すのは避けた方が良い。理由は手札が6枚の時は石化ドラゴンが2枚あっても場に出されない可能性が高い(4枚でもデッキは割と回せる)からである。少しずつ出してグレートドラゴンが取れるチャンスを狙おう。1枚くらいであれば手札に石化ドラゴンがあっても大丈夫である。)

 

三、取れそうなものが複数ある場合の優先順位

勿論相手のデッキの残り具合やどれくらい点数が取れるかによるものの、1~2点くらいの差であればこの順で取るのが良いと思う。

石化ドラゴン>宝箱>残り1枚で取れるファイアドラゴン≧残り1枚で取れる船着場>残り2枚のドワーフ≧残り2枚で取れる船着場>残り1枚で取れるトロル>ソーサレス>残り3枚のドワーフ

正直上の通りではなくても良いが、自分の中でなんとなく優先順位をつけておくと良い。

 

 

3.序盤の戦略

序盤では石化ドラゴンとソーサレスが両方ある場合は石化ドラゴンを出す(序盤では石化ドラゴンが2枚ある時でも1枚ずつ出す方が良い)。グレートドラゴンを持っていると手札が増え、得点に複数枚必要なカードを取りやすくなるので、かなり有利になる。できるだけグレートドラゴンを早めに取って長く保持できるように動こう。

また、取れるものは取っていく。(相手が食わせて食う作戦を取っていた時に相手と得点が離れそうな場合は別)

上記二つのどちらでもない場合は船かハントレスなど相手に得点を与えないようなカードのうち、より多く出せる方を出すと良い。それもなければ複数枚持っている得点できるカードの片方(ソーサレスは空振りに使うのには勿体無いので例外)、それもなければトロルやファイアドラゴン、それもなければドワーフという風に出すと良い。

デッキを回すことが大事。

 

 

4.中盤〜終盤の戦略

終盤であれば、石化ドラゴンはそこまで重要ではなくなるため、他に大量得点ができそうなカードがあればそちらを優先する方が良い。また、ゲーム終了条件を満たした後に1ターン相手がプレイするのでそこで大量得点されないかどうかを考えるのも大事だ。逆に、船を取られてもそのあとのターンで大量得点できるのであれば、船は一旦放置しても良い。

 

こんな感じですかね、具体的な場合は想定していないので実際はなんとなくの確率を計算もしながらという形になるとは思いますが、大まかな方針はこんな感じだと良いと思います。

その1と銘打っていますが、以上でドラゴンハート編は多分終わりにします。

では