呆れ霹靂の日記

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マラケシュ 中級者のなんとなく思った戦略

こんにちは、呆れ霹靂です。最近、記事を下書きしてるうちに違うゲームに個人的流行が移ることが多く、とんとこ書いた方が良いなあなどと思っています。

というわけで今回はマラケシュ編。漫画「放課後さいころ倶楽部」一話でも遊ばれているゲームです。筆者はレートトップ5までいったことがあるのでそこそこ役に立つと思います。

 

 

 

同じく筆者がレート上位を取ったことのある「ダウンフォース」はこちらから↓

 

  

 

 

 

ルールは↓が分かりやすいです。
ズライカ/Suleika - ボードゲームレビュー

 

 

 

 

期待値計算

1は1/6の確率、2は2/6の確率、3は2/6の確率、4は1/6の確率で出るため

三方向のうち
(1が出た時払う額*1+2が出た時払う額*2+3が出た時払う額*2+4が出た時払う額*1)

の数値が払うリスクの大きさとなる。三方向の中からはこの値が一番小さいところを選べば良い。

 

ただし、終盤の場合は3払っても10払っても順位は変わらない時などは払わなくて良い確率が高い方向(ハイリスクハイリターンをローリスクローリターンより優先)することもある。

 

基本(常時成り立つこと)

 

角や端の方に置くと重ねて置かれるリスクは減る。しかも、マスに止まる確率はそんなに変わらないどころかアッサムの進み方が折り返すおかげで一部角はむしろ確率が高いので置き得。(特に、もう一度同じマスに止まる角は他のマスより価値高め)

 

端の時、二方向で絨毯を踏む可能性のある置き方をしよう(相手がリスクを嫌えば、重ねられにくくなり、終盤に大きくしやすくなる)

 

自分にとってそんなに差がなければできるだけ他プレイヤーの絨毯に重ねよう。

 

角の方であれば自分の絨毯同士を繋げて大きくするのは良い。(妨害されにくいので終盤に大きいチャンスが来やすくなる)

 

ただし、大きくするときは正方形ではなく、ZやS字型になるように繋げる方が良い。(2マス潰しをされにくい&された後に繋ぎ直しやすいので)

 

角でなくても、次の人がどの三方向を選んでも自分の絨毯を踏む可能性がある場合は大きくしても構わない。

 

序盤〜中盤

 

次の人のリスク(上記の期待値)を少なくかつ自分が少額でも得られる確率が高くなるような配置が良い。そうすることで、次の人に相対的メリットを作って、win-winの関係を築くことができる。

最初から大きく作ってしまうと、自分の方向に来にくい上に妨害(上に重ねられる)を受けやすいためオススメしない。(避けた先が置いた絨毯の隣接マスになりやすいため、上に重ねるのが比較的容易)

 

中盤〜終盤

 

他のプレイヤーの領地が大きくなりすぎないように、重ねて妨害も必要。また、状況によっては今後の方向性が見えてくる。基本的に、プレイヤーは自分の領地に向かいがち(安全かつ、得点チャンスとなるので)ため、それを予測した置き方をすると良い。

 

終盤はもうほぼ祈るだけなので、自分のサイコロを信じよう。

 

そもそもそうならないように小稼ぎ戦法の人は序盤・中盤で、大稼ぎ逆転狙いの芽を摘むことを意識しよう。

 

 

 

 

以上です。

 

まあ最終的には運の要素もあるわけですが、これを意識すると勝つ確率が上がると思います。

また、筆者は未経験ですが「ターン終了時にアッサムの向きを変える」ルールでは自分の絨毯の領地を大きくしてそちらの向きにするといった、より攻撃的な試合になっていくでしょう。

 

 

では