こんにちは、呆れ霹靂です。
以前もキングドミノの記事は書いたのですが、最近二人戦の回数も増えてきて、なんとなく分かってきたので新記事です。二人戦と銘打っていますが、最初の方は四人戦においても使える考え方があるので、参考になると思います。
前回、全ドミノについては触れなかったのですが、二人戦の戦略説明の都合上、今回は全ドミノについて説明しようと思います。
BGAのキングドミノのタイルが覚えきれなかったので個人(わたし)用と消去版と作ってしまいました。
— 葵/AliaS_@オリシさくせいちう (@AliaS_AoI01) 2019年8月31日
皆さんどうかキングドミノの戦略が練れますように(*-人-)#ボードゲームアリーナ#キングドミノ#BGA pic.twitter.com/IlpSJRzE50
こちらのツイートからいただきました。ありがとうございます。
では、始めていきます。
12までが単色、18までが王冠なし、そこから王冠1個が5、6、6、2、2、1王冠2個が2、2、3王冠3個が1となっている。
単色<複数色、基本的に冠の数は少ない順、同じ場合は 麦<森<湖<草原<湿地<鉱山 の順で数字が大きくなる。(冠→冠じゃない方の順で参照)
※これは実際に並べられるので、覚えておく必要はあまりないが、残っているタイルの順番がどのようになるかを考えるときに思い出すと良い
タイルの種類の覚え方は簡単で
2、4、3、2、1、0(単色)、(麦は鉱山以外のペアが1個ずつ、森は湖と草原)
麦は王冠1が各種類1個ずつ、森は王冠1が麦4つ 湖と草原1つ、湖は王冠1が麦2つ森4つ、草原は麦と湖に対して王冠1と2が1個ずつ、湿地は王冠1と2が麦と草原に対して1個ずつ、鉱山は王冠1・2・3の麦と王冠2の湿地が2個
のようになる。大事なのは、単色の数と王冠のタイルなので、()内は把握していなくても問題ない。王冠の残りの数は意識しておこう。
以下に各地形の関係を図示した。近ければ共に存在するタイルが多いことを示し、特に矢印の太さが王冠の比重を表す。
このイメージを持った上で、並べる時に、ここからここまでが麦のスペース、森のスペース……というのを最初にイメージすると分かりやすい。
そして、基本的に麦森湖、麦湖草原、麦草原湿地、麦湿地鉱山の三角形を意識して並べると良い。これから分かるように、麦の王冠はかなり大事である。1個もないとキツいと思われる。
※ただし、四人戦の場合は三角形が揃うほどタイルがないので、一点突破をより意識した方が良い
単色ドミノについて
次手番で先手が取れる上に、多く王冠を持っている場合は得点伸ばしにも貢献できる。置く場合も、一色しか置けないところにも置けるし、外側の切り返しにも使える。序盤に引くとやや不利な場合はあるが、便利。
これと同じ原理で麦・森の王冠つきの方が湖・草原などの王冠つきと同時に出た場合は、前半のものを取った方がお得。
優先順位は
王冠あり>単色>それ以外
のイメージ
置き方の補足だが、もし点数が変わらないのであればできるだけ待ちが多くなるように置くのが良い。(特に、城の周りの面が残っていない場合)
例えば下の場面であれば麦以外であれば全て受けられるように置いてある。(麦単体が既になかったのでほとんどカバーできる)
ここまでの話は並べ方についてなので、四人戦の時にも当てはまる。
二人戦について
キングドミノに限らず、二人戦の場合は、相手の邪魔がそのままこちらのメリットになることが多い。相手が草原/湿原/鉱山を集めている時に、相手の草原/湿原2王冠・鉱山2/3王冠を取る、などをすると良いこともある。(自分が集めている地形の王冠がある場合はそちらを優先)
自分の+と相手の+、自分の−と相手の−を比較して手を選ぶと良い。
以上で「キングドミノ二人戦」編終わり。特に中央、調和ルールが入っている場合には、そのような置き方をした場合にきちんと置ききれるか、をきちんと検討してから置くと良いです。自分は今でもたまに、残ったスペースが奇数になったり置けなくなったりして負けることをやらかします。
また、各場面でどの手を打つのか考えるのが一番比重が大きいので、頑張っていきましょう。
では